2010年06月12日

映画『告白』をみる

先日、ワーナーマイカルシネマズ豊川にて、
『松たか子』主演の映画『告白』を鑑賞。

とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、
教壇に立つ担任の森口悠子が静かに語り出す。

「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、
娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」
教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく…。(yahoo!映画参照)


衝撃的な映画。

予告を見ていると、生徒に殺された娘の犯人探しそして復讐劇で
犯人をだんだんと追い込んでゆき、まさかのあいつが犯人!という
単純なサスペンスの展開かと思いきや

すぐ犯人はわかり、どう復讐をしてゆくかという展開。
ぞっとするような陰湿な感じで、
痛い映画が好きなあたしは、なかなかの好物映画。


あたしが感じているのは、

命の重みとは、自分自身にはなく
家族であったり、恋人であったり、友達であったりと
愛する誰かの命が重いのである。


それは、ただ殺人にかぎらず
日常の生活においても感じていなければならないことで
単純に人に対して想像がどこまで働くか。


愛する誰かがいてくれるから生きていられる。
辛い毎日を我慢しながら明日を生きる。

その愛する人の命を失った時。
人生により大きな重しを感じるのでしょう。

地獄は、この世。
この世で愛するものを失って生きることが地獄。

死んだらおしまい。何もない。
しかし、自分が死んだら誰かが地獄を味わうのかも。
自分で自分を殺してもいけません。


っと相変わらず映画の内容とは全然関係のない事を書いておりますが

『松たか子』さんも犯人の少年も素晴らしい演技で
映画に流れる『Radio head』の『Last flowers』が映画にぴったりで胸に沁みます。


犬の眼の勝手な映画指数『★★★☆☆』(DVDをレンタルしてもう一度みようかな。)


東三河で1枚!(豊川市)



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