今日は、一日中、雨。

本日も、先日観た映画の感想を。

ワーナー・マイカル・シネマズ豊川にて、映画『かいじゅうたちのいるところ』を鑑賞。

いたずら好きなマックスは、ママとケンカして、外に飛び出してしまう。

ふと気付くとボートに乗っていたマックスは、海を渡り、かいじゅうたちの住む島にたどり着いていた。

かいじゅうたちの王様となったマックスとかいじゅうたちの物語。

原作が絵本ということもあり不思議な映画。

マックスが出会った個性の強いかいじゅうたちは、

きっとマックス(人)の心の中に住んでいる、かいじゅうなのだろう。

愛したい、愛されたいが故に感じる孤独。

孤独を消してくれる王様が現れることを望んでいるが

そんな王様などいないと、分かっている。

どうにも自分の手に負えない、かいじゅう(心)と向き合い

手に負えないと言われたママの元へと帰る。

この映画の子供のマックスは、素直でやさしいだけのいい子ではない。

純粋な子供の残酷さを持っている。

自分の気持ちに正直なのは、時に人を傷つけ、傷つけられる。

そんな自分の心と折り合いをつけ、社会の中で生きていかねばならない。

自分だけではない、人はみんなそうして、大人になっていく。

そんなことを考えさせてくれた映画。

そうそう、この映画の監督は、「スパイク・ジョーンズ」

あたしの好きな映画、「マルコビッチの穴」(DVD所有)の監督。

犬の眼の勝手な映画指数 『★★★☆☆』(DVDをレンタルしてもう一度みようかな。)



東三河で1枚!(豊川市)



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